時局心話會とは

時局心話會とは

 1966年、我々は京都の中小企業経営者の集まり「12日会」を京都にて発足。その後、東京に進出、港区三田に「東京事務所」を開設しました。さらに、1974年、弊会の発足に際して、中川一郎元衆議院議員とのご縁があり、発足以来何かとアドバイスとご指導を頂きました。以来、会員向けに「東京例会」(会場:日本外国特派員協会・プリンスホテル)と「名古屋例会」(会場:名古屋観光ホテル)で講演会を毎月一回、講演会を開催して来ました。

 さらに、マスメディア・知識人・防衛産業・商社・各研究所・出版社向けに「政民東京會議」と「アジア安保会議」という講演会が開催されています。

 このほか、会員向けに中国、台湾、韓国、札幌、京都など国内外で経営者研修会が開催人気を呼んで来ました。

時局心話會の特徴

 会員の中小企業経営者はグローバル化に伴い、世界に学び、自らの教養と見識を高める意欲が求められています。これは、参加者のレベルを促しながら、企業全体の強靭な体力維持につながると考えたからです。

 現在、弊会では国内外で年間60回以上の講演会・研修会を開催。内外の政治・経済状況に関する問題点を本音で斬り込む等、旬な講師陣による分析・解説が好評です。1984年5月、弊会の講師に田中角栄元首相をお迎えしました。氏は講演中「人生はいつまでも勉強だ」と語られ、約2時間の講演で同じ文言を37回にわたり強調されました。
 また、弊会の会員参加者は優良企業が集まり、企業の成長と安定を学ぶこと、弊会の趣旨と理念を共有して来たものと自負致しております。

趣意書

 企業のトップとして時代の最先端を歩むためには、日々変化していく国内外の情勢を見つめ直し、情報を収集しながら、教養を高め、時代の変化に適応することが肝要です。そこで企業経営を通じて「国と社会を考える会」という「共通の理念」を共有する仲間と共に設立されたのが弊会の成り立ちです。

 いまや日本を取り巻く国際情勢は大きく変化しつつあります。米国、中国、ロシア、インド、韓国、台湾、香港など、諸外国の政治、経済情勢の変化は厳しく企業の大小を問わず、自らの立ち位置が顕著になる昨今です。企業経営者は、政治外交経済を始め、各界を代表する講師陣による講演会を通して、共に世界の変化に学び、力強い企業経営の方向性に反映させることが求められております。弊会はこうした小さな積み重ねが企業の安定と「国や社会」に大きなインパクトを与えるものと考えております。

 弊会は、どこかの機関や団体にも属さず、右にも左にも偏らず、中立的な立場で互いが錬磨する場所として、企業の歩むべき進路と方向性を模索して来ました。これが、我が国企業がグローバル化に適応する行動や判断の規範であると考えてたからに他なりません。

 何卒、弊会の趣旨と理念にご理解いただき、会員各位とは、今後とも「価値観を共有する」関係でありたいと願っております。

「時局心話會」の歩み

1966年 創業者山本善心(当時27歳)が京都で印刷業を営むかたわら経営者の集まりである「12日会」を発足。毎月定期的な親睦会を行い、これが今日の礎となりました。

1974年 弊会は政治経済の中心である、東京に進出しました。1977年「株式会社心話會本部」を設立。代表取締役に山本善心が就任。東京の港区三田に仕事場の本拠地を構えました。

1981年 社名は「心話會本部」と定めました。社名の名付け親は発起人代表の中川一郎氏(元衆議院議員)です。
日韓心話會(ソウル)という定期的な研修会・交流会を発足しました。

1982年 日台心話會(台北)を発足しました。
以来、国内的では毎月定期的にシンポジウム・セミナーを開催中です。

1983年 「名古屋例会」を発足。

1995年 東京例会会長に、株式会社ライフコーポレーション会長兼社長の清水信次氏が就任。

同年 台湾の「群策会会長 李登輝台湾元総統」と共催し、現地でシンポジウムを開催。

1997年 「政民合同會議」を開催。
以来、マスメディア・知識人・防衛産業・商社・出版社等を対象とした講演会を月1回開催。

1999年 名古屋例会会長に株式会社リンナイ会長の内藤明人氏が就任。

2003年 「アジア会議」を開催。参加者は官公庁、マスメディア・防衛産業・商社・出版社・知識人等を対象とした講演会を月1回開催。

2014年 三笠宮寛仁親王杯ウェルフェアゴルフトーナメントを開催。弊会代表の山本は故田中健介会員らと同組で廻り、殿下の見事なプレイとマナーの良さに感嘆したものです。