2月「名古屋例会」のご案内

日時/令和7年2月5日(水) 
   PM5:30~7:15

会 場/名古屋観光ホテル 3F「楠の間」
    愛知県名古屋市中区錦1-19-30
    電話052-231-7711

連絡先/時局心話會 TEL03ー5832ー7231 FAX03-5832-7232

「日本も経済に資する産業政策への転換を目指せ

 講師/加藤 康子
    産業遺産情報センター センター長・都市経済研究家・元内閣官房参与

 米国トランプ大統領のMAGA(Make America GreatAgain)は、ラストベルト(錆びついた工業地帯)における「製造業の復活による偉大なるアメリカの再興」を目指している。米国の産業政策は、バイデン政権下での脱炭素政策、EVや再エネ推進から大きく転換し、化石燃料へ回帰する。石油増産によるエネルギーコストの低減、自動車の燃費規制など環境規制の緩和、EVの税控除や購入補助金の撤廃。所得税や法人税の減税、そして経済安全保障、高い関税で米国の産業を守り、GDP3%成長を目指す方針である。米国の政策の変化と世界の潮流に、日本の産業政策を再考する。

 【経歴】

元内閣官房参与

一般財団法人産業遺産国民会議 専務理事

国家基本問題研究所 評議員

内閣官房産業界プロジェクトチームコーディネーター

「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会コーディネーター

山本作兵衛ユネスコ世界記憶遺産プロジェクトコーディネーター

保全委員会副委員長、インタープリテーション部会、端島護岸部会部会長

慶應義塾大学文学部卒業。国際会議通訳を経て、米国CBSニュース東京支社に勤務。ハーバードケネディスクール大学院都市経済学修士課程(MCRP)を修了後、日本にて起業。国内外の企業城下町の産業遺産研究に取り組む。

 【著書

「産業遺産」(日本経済新聞社、1998年)ほか、世界の企業城下町のまちづくりを鉱山・製鐵の街を中心に紹介。「エコノミスト」「学鐙」「地理」「週刊新潮」「新潮45」「正論」「HANADA」「Will」など各誌に論文、エッセーを執筆。共著に「EV推進の罠」(ワニブックスより2021年10月)「SDGsの不都合な真実(宝島社)

明治日本の産業革命遺産世界遺産登録推薦書をはじめ、明治日本の産業革命遺産ダイジェストブック、パンフレットの執筆作成、「鉄がわかる本」「石炭がわかる本」「船がわかる本」「インタープリテーションマニュアル」の監修、明治日本の産業革命遺産ARマップなど、明治日本の産業革命遺産関連の印刷物作成を多数手がける。

参照:

明治日本の産業革命遺産 公式サイト http://www.japansmeijiindustrialrevolution.com/

軍艦島の真実 ウエブサイト https://www.gunkanjima-truth.com/l/ja-JP/

産業遺産国民会議ウエブサイト https://www.ncih.jp/

   「名古屋例会」とは

   名古屋例会は、弊会会員(企業経営者)に限定した講演会です。内外の政治経済について現場でご活躍の講師陣をお招きしています。参加者は、地域の優良な中小企業経営者等が中心です。この講演会にご参加頂くためには、会員になる必要があります。時間は、18時から19時45分までです。